淡い恋心が生んだ儚いラインスタンプの行方

今年の初め、僕はひとりの女性に心を惹かれていました。

 彼女は素直で優しくて、一緒に過ごす時間は本当に心地よくて。 

プールでダイエットに励んだり、なんでもない日常の会話をしたり── そのひとつひとつが、僕にとってはかけがえのない宝物でした。

 でも、あるときから彼女の心が少しずつ疲れてしまって、 連絡が取れなくなりました。 

何か無理をさせてしまっていたのかもしれないと、自分なりに考えましたが、 今はただ、彼女が穏やかでいられる場所で過ごしていることを願っています。 そんな彼女との時間を、どうしても形に残しておきたくて以前にプレゼントをしたいと思って── 僕はLINEスタンプを作りました。 


直接渡すことはもう叶わないけれど、 このスタンプには、僕なりの「ありがとう」と、 彼女と過ごしたあの優しい日々への「さよなら」を込めました。他にも僕と似たような記憶の方が このスタンプを見て何か感じてくれたなら、 とても嬉しく思います。 

 

 --- この作品は、ひとつの小さな恋と、 そこから生まれた静かな感謝の証です。 

〜障がいと悔し涙、そして魔法の涙〜  たつきさんたくの やっぱりわちゃわちゃブログ

自閉スペクトラム症の僕が、グループホームで暮らしながら過ごす毎日。 悔しくて泣いたこと、ふと笑えたこと、そして時には魔法みたいな体験に心を救われた日も。 自閉あるあるイラストや、障がい福祉のこと、日常のモヤモヤ、マジックに癒された記録まで―― これは“わちゃわちゃ”してるけど、どこかで誰かとつながりたくて綴っている僕の等身大のストーリーです。

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