僕と母親と恋人と(ドキドキが止まらないPARTⅡ)

恋人になって欲しいそんな人が出来た


恋人と呼びたい人が、できたかもしれない。


僕にはもう、父も母もいない。

そして、正確には今、友人もいない。

いや、かつてはいた。でも今は“いない”というのが正直なところだ。

恋人も、いない。でも、この記事のタイトルに「恋人」とつけたのには理由がある。

最後まで読んでもらえたら、その意味がきっと伝わると思う。



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大好きだった母 たくさん甘えたし心無い言葉もかけてしまった

母のことが、大好きだった。

反抗期もなかった。たくさん話をして、たくさん甘えた。

でも一方で、何度もひどいことも言った。「生まれたくなかった」「産んでくれなんて頼んでない」

今でも思い出すと胸が痛む言葉だ。


仕事がうまくいかず、何度もアルバイトを辞めては繰り返した。

そのたびに母に八つ当たりをしていた。でも今、ようやく自分に合った在宅の仕事を見つけ、心から「ありがとう」と言えた。

「僕は楽しんでるからね。幸せだよ」――母の前で、ちゃんと本心で伝えることができた。

その時は感情が溢れて泣いていた。母はこちらこそと意外と喜んでないように見えたけどもしかしたら照れ隠しだったのかもしれないな。



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辛くて苦しかった母のお見舞い

母が亡くなる前、姉の家に通いながら、毎日顔を見ては「また明日ね」と言葉をかけていた。

ちょうどその頃、ジブリパークに行くイベントがあった。

本当ならキャンセルする場面かもしれない。でも、母が言っていたんだ。

「子どもたちが楽しそうにしているのが、私は一番幸せ」って。

だから、笑顔の写真を撮って、お土産を買って、棺に入れた。

その金曜日、母は亡くなった。



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最初は、涙も出なかった。なぜかスッキリしていた。

でも、2週間後から心が壊れ始めた。

夜に訪看さんを何度も呼び出し、グループホームを飛び出す日もあった。

そのうち、抗うのをやめて、少しずつ変化が生まれた。

母がいた頃なら絶対行かなかった交流会に、休日のたびに参加するようになった。

まるで狂ったかのように参加をしていた。



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行きたくもない交流会にいっては傷つく日々

人見知りで話すのが苦手な僕が、友人や恋人を求めて挑戦した。

うまくいくことは、なかった。

ライン交換しても続かず、時には人を馬鹿にしたような態度に怒りが爆発した。

「なんで、こんな奴らが生きてて、母が死ななきゃならなかったんだ」

本気でそう思ったこともあった。



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クリエイターズマーケットに出店。売り上げは過去最高を記録。でも部屋で大号泣したのは嬉しくてではなく、寂しさから

2022年12月、名古屋最大のハンドメイドイベント、クリエイターズマーケットに出店。

訪看さんたちと協力しながら、売れた喜びを分かち合った。

母も会場に来てくれて、素敵な時間になった。


そして2023年6月、再び出店。母はいない。でも天国から見てくれていたかもしれない。

隣のブースには、ほんわかした素敵な女性がいて――一目惚れだった。

訪看さんが間に入ってくれて、ライン交換もできた。売り上げも最高だった。


でも、帰宅して、大号泣した。

嬉し涙ではない。悲しかった。

やりとりの末、きっとブロックされてしまった。



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二度目の恋は夏祭りから

その後、夏祭りで出会った女性に、また惹かれた。

自然とLINE交換ができ、向こうからもメッセージが来た。

そして大晦日――奇跡が起きた。

向こうから「遊びませんか?」と連絡が来た。


慌てて服を着替えたら、寝癖を指摘されて少し傷ついた。

でも、その流れからもう一つの奇跡が起きる。


なんと、2週間に一度、一緒にプールに通う約束が生まれた。

これって、もう「友達」って言ってもいいですよね?

でも僕は――それ以上を望んでいます。



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僕は口下手で、話を盛り上げるのが苦手。

でも、彼女には「私、この人と一緒にいると楽しいな」って思ってもらいたい。

もしかして恋かも、って思ってもらえるように頑張りたい。



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だから僕は、まず10kg痩せます。

そして、彼女が使っている化粧品をプレゼントします。

それが、今の僕の恋のかたちです。


ここまで読んでくれたあなた、ありがとう。


〜障がいと悔し涙、そして魔法の涙〜  たつきさんたくの やっぱりわちゃわちゃブログ

自閉スペクトラム症の僕が、グループホームで暮らしながら過ごす毎日。 悔しくて泣いたこと、ふと笑えたこと、そして時には魔法みたいな体験に心を救われた日も。 自閉あるあるイラストや、障がい福祉のこと、日常のモヤモヤ、マジックに癒された記録まで―― これは“わちゃわちゃ”してるけど、どこかで誰かとつながりたくて綴っている僕の等身大のストーリーです。

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